今後の課題

なぜ日本の電子書籍は立ち遅れたか

日本の電子書籍は、ネット黎明期からあるのに、なぜアメリカに立ち遅れたのでしょうか。これは著作権構造と商慣行に起因するとのことです。

著作権の構造

例えばebookjapanは25万点のラインナップがあります。当初はタイトルを増やすために出版社や漫画家に直接営業をしたそうです。一方、アメリカでは、著作権の構造がはっきりしているので、わざわざ著作者と交渉する必要がなく、出版社との一括交渉で話が進むとのことです。この結果、アマゾンもアップルも、サービスを開始して一気にタイトルを増やすことができました。

再販制度と委託販売制度

もう一つは再販制度と委託販売制度です。日本では出版社から取次(卸売業者)を介して、書店に本が並び、売れ残った本は出版社に返品できる委託販売制度というシステムがあります。再販制度は、再販売価格維持制度のことで、定価販売を義務付けるというものです。

メリットもある

これらのおかげで、日本の出版文化が守られているとも言えますが、電子書籍に関しては、普及の立ち遅れになっているとの指摘もあります。ソニーリーダーも、一時期北米市場でシェアを持っていましたが、このような国内事情のため、2004年にLIBRIe(リブリエ)として発売されたものの、日本では普及が進まず、現在ではサービス休止となっています。

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